30代からはスタミナが超重要! 測定できないスタミナの正体とは?

最終更新日:2020年7月27日
・ 何故かいつも疲れている・・・
・ 年々、疲れが溜まりやすく感じる・・・
・ 体の調子がいいのは、年に数える程だ・・・

自分の夢・目標に向かって計画を立てて、行動しようと思っても、
日々の仕事や雑務に追われて、時間ができたと思っても、その時には疲れ切っている。

「若い頃は無理が効いたのに、いつの間にか踏ん張りが効かない。」

そんな悩みを感じてる方、結構いると思います。

かく言う私も、
コンサルティング会社にいた頃は仕事柄ハードワークは日常茶飯事で、
30代前半までは結構、無茶苦茶な働き方をしていた。

 

会社勤め以外の事業も展開していたので、
寝る時間以外、全ての時間を目標達成につぎ込んでいた。

 

しかし、
年を重ねるごとに無理が効かなくなってくるのを実感したし、
そこを無視して突き進むと、逆に体調を崩したりして意味がなかったりする。

 

「体調管理も仕事のウチ」と言うのは簡単だが、

体調管理とは何かを明確にしないことには、管理しようがない訳で。

 

今回は、体調管理の中で、そもそものスタミナについて整理して考えてみようと思う。

スタミナメニューで、スタミナは付くのか?

スタミナという言葉は、割と頻繁に目にする言葉だ。

この記事を書いてるのは、ちょうど夏本番に差し掛かる7月下旬という事もあって、
多くの飲食店で、スタミナメニューなるものを新メニューとして投入されている。

夏本番を前に、「土用の丑の日にはウナギ!」というキャンペーンも例年続いている。

 

でも考えてみて欲しい。

 

冒頭で書いた悩みが、ウナギを食べる事で解決するだろうか?

・ 何故かいつも疲れている・・・ 
 年々、疲れが溜まりやすく感じる・・・ 
・ 体の調子がいいのは、年に数える程だ・・・

ウナギを食べると、疲れないのか?
ウナギを食べると、疲れが溜まらないのか?
ウナギを食べると、体の調子が良くなるのか?

 

ネバネバ系のものも勧められたりしているが、
他のスタミナメニューも同じように考えてみて欲しい。

そう、解決する気がしないのだ。

 

別にウナギが嫌いな訳じゃない。むしろ大好きだ。

 

ただ、大好きなウナギに全幅の信頼を寄せられるほど、
スタミナは単純なものでもないと言う訳だ。

何故、スタミナメニューが登場するのか

では、何故、スタミナメニューなるものが出てくるのかを考えてみたい。

 

実は、スタミナメニューに共通しているには、
「ビタミンB群の補給」だ。

 

特にビタミンB1は、糖質をエネルギー変換するのに必要な成分で、
夏場は、冷麦、そうめんなど食べやすい炭水化物を主食にしがちではあるものの、

 

このビタミンB1がないと、エネルギーに変換できないと言う訳だ。

 

夏の暑さで、ついさっぱりしたものを食べたくなるので、
蕎麦やうどんなどで軽く済ませてしまう人が多いと思うけど、

一緒にビタミンB群を摂取しておかないと、体力に変わらないと言う訳だ。

 

特に、夏場は汗でミネラルと一緒にビタミンも体外に出ていきやすいから尚更な訳で、

これがいわゆる「夏バテ」の正体と言う事だ。

それを防ぐための、

・ネバネバ系の食材

・土用の丑の日にはウナギ

と言う流れになっている訳だ。

スタミナメニューは予防策でしかない

と考えていくと、

実はスタミナメニューは、夏バテ防止のための予防策でしかない事がわかる。

糖質をエネルギーに変換するためのビタミン群を多く摂取したからといって、
スタミナが付く訳じゃないと言う訳だ。

 

かといって、糖質である炭水化物を多量に摂取すると、ただ太るだけで、
スタミナが付く訳でもないことは、想像できると思う。

 

どうも食事からアプローチしていくと、スタミナ増強に繋がる糸口が見えてこない。

 

スタミナがある人を想像してみる

では、食事という手段から本質に迫るのではなく、

 「すでにスタミナがある人」

 「スタミナがありそうな人」

をイメージして、そこから共通項を探ってみよう。

 

スポーツの世界で考えてみると分かり易い。

 

野球であれば、先発完投投手であったり、

サッカーであれば、長友選手のように縦横無尽に駆け抜けるプレイヤーもいる。
90分のプレイ時間の中で、10kmは走っているそうだ。

プロボクサーであれば、1ラウンド3分を12ラウンドやる。
ラウンド間は、1分の休憩しかない。

そう、もはや食事とかいうレベルじゃない事がわかる。

かといって、
「日頃のトレーニングの賜物だ」という乱暴な一言で済ますつもりもない。

 

何故スポーツ選手は、
「尋常じゃないスタミナを保持しているのか」を考えてみよう。

スタミナとは、「疲れにくさ」

プロがやってるような強度の試合を我々素人がやってみると、
ものの5分も経たずにへばってしまうだろう。

考えてみれば、当たり前で、
我々はプロアスリートとは比較にならないくらい、普段運動をしていない。

 

日頃運動していない人が運動すれば、すぐに疲れるし、
日頃運動している人が運動しても、全然疲れない。

という、至極当たり前の事に気づく。

そして、
この全然「疲れない」時間が長い事が、「スタミナがある」という事だ。

つまり、

「スタミナとは疲れにくさである」

という事。

 

では、
「どうやったら疲れにくい体を作る事ができるのか」
を考えてみる。

ただガムシャラに運動をすれば言い訳でもなく、
ゆるーく運動すれば言い訳でもなさそうだ。

何か戦略を見つける必要がある。

疲れにくい体を作るために必要な事

激しい運動をすると息が上がる。
これはスタミナがない状態だ。

普段から運動に慣れている人は息が上がらない。

「何故、息が上がらないのか?」

この問いを考えていくと糸口が見えてくる。

日頃から運動して体を鍛えている人の、体の中で起きていることは、

  • 心肺機能の発達
  • 毛細血管の発達

の大きく2つだ。

 

私は子供の頃、水泳教室に通っていたが、
長く続けていると、随分と長く息が持つようになるものだ。

これが心肺機能の発達という訳で、一度に吸い込める酸素量が増えている事になる。

そして、
有酸素運動を続けていると、身体の隅々まで毛細血管が張り巡らされるようになる。

 

日頃から運動習慣のある人が、普段から青白い顔をしていないのも、
全身に血管が張り巡らされていて、まさに「血色がいい顔をしている」を体現しているという事だ。

つまり、

  • 心肺機能を強化する
  • 毛細血管を育てる

事に注力して、スタミナ対策をすればいいという事だ。

会話ができるレベルの有酸素運動を続けよう

では、実践レベルでできることを整理してみたいと思う。

効率的に心肺機能を強化しつつ、血管を育てるためには、

「有酸素運動」

の一択だ。

 

ただ、そこまで無理しなくてもいい。

早歩きか小走りくらいの運動強度で十分。

5分も続けていれば、手にじんわりと汗をかいてくるのがわかると思う。

これを30分続けること。

 

30分は長いと感じるかもしれないが、

スタミナがついてこれば、
この30分を取り戻せるくらいの活動量を得られると思えば、
むしろ短いと感じるはずだ。

ただ、「健康にいいからと運動をしよう」というよりも、

「肺と血管を育てるために運動をしよう、スタミナもつくし」という意識の方が、
より結果も感じやすくて、継続しやすいと思う。

 

まとめ

  • スタミナメニューだけでは、スタミナはつかない
  • スタミナメニューの多くは、ビタミンB群の補給である
  • ビタミンB群は、糖質をエネルギーに変換する成分であり、
  • ビタミンB群を摂取することで夏バテ防止になる
  • スタミナとは「疲れにくさ」
  • 心肺機能の強化と毛細血管を育てる事で、疲れにくい体を作れる
  • そのためには、有酸素運動が最適
  • 会話ができるくらいの小走りを30分続けよう

今回は、
『目標達成に向けたスタミナの重要性』
をテーマに整理をしてみました。

いよいよ夏本番を迎えるにあたって、
夏バテが気になる方もいると思います。

家の中で涼しく過ごすのも悪くないけれど、
長い目で見ると、スタミナを失っていく事になります。

スタミナの本質を捉えて、強靭な体力を身につけて、
目標達成に勤しんで貰えればと思います。

また、運動については、こちらの記事も併せてどうぞ!

 

 

 

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